「暗記が苦手で」は現実逃避? 記憶のノウハウ

こんにちは郡山がお送りします。

暗記するのが苦手っていう人は多いと思います。

苦手だから覚えられないって思っている人が多い気がします。

それはウソですよ。

というか現実逃避してるだけですね。

たまには面倒な暗記ということに向き合ってみましょ。

飛躍的に記憶力が向上する可能性があります。

 

記憶の仕組み

基本的に皆さんの脳はたった一回で物事を覚えることができます。

9割以上の人はウソだと思うでしょうが。

 

ただし!

(A)思い出すことができる、覚えている

(B)覚える

が違うことをご存知ですか?

記憶は、あくまで脳内での情報処理です。

身近な情報処理で例えていこうと思います。

片付け=覚える

情報処理っていう堅苦しい言葉を使わずにお片付けっていう方がずっと親近感湧きませんか?

これが「覚える」という作業です。

まず、このブログを目にしている方の中に買い物ができない人、手にしたものを置けない人はいませんか?

いたら即入院してください(笑)

極めて重症です_:(´ཀ`」 ∠):

めっちゃ簡単でしょ?

ただここからが問題ですね。

覚えるだけで自己満足ウェーイみたいなことでは手に入れた情報は使えないこと限りなし。

次の作業は、「思い出す」

つまり、どこかに置いたものをもう一度手に取るっていうことです。

皆さんこんな経験はありませんか?

「あれっ?携帯ここに置いたはずなのになくね?」
「鍵はテーブルの上に、、、ない!?名探偵コ◯ンに捜索を頼まなきゃ!」

みたいなことが(笑)

この状態に記憶力悪いと思い込んでる症候群の人は陥ってます。

脱出法は簡単。

ものの置き場所を確定してあげましょう。

同じように記憶にも住所を与えてあげましょう。

テーブルの上に携帯と書いてそこに携帯を置くということを2〜3日続ければ、「あれ、携帯はどこに?」といった時にテーブルの上を見れば置いてあるでしょう。

同じように脳の中にも自分なりの置き場所を作って置いてあげてください。

困ったらそこを見ればわかるように。

そして頭の中で覚えたいものを手にする、また置く、手にする、置くを何回か繰り返すと自然と「覚えている」の状態になり、「思い出す」ことも容易になります。

ただしここで覚えておいて欲しいことがあります。

エビングハウスの忘却曲線

一般的には馴染みの薄い名前だと思います。

簡単に言うと人間の記憶は「何もしなければ極めて簡単に薄れゆく」と言うことを表したグラフです。

このグラフに基づいて、記憶したいことを復習すると最も効率よく記憶を定着させる、つまり長期記憶にすることが可能です。

では具体的に、

1日目に覚えたことをその日の寝る前に思い出す。

2日目の朝に思い出す。

2日目の寝る前に思い出す。

7日目に覚えているかどうかの確認をする。ここで覚えていることは殆ど忘れない記憶になっています。

21日目に思い出す。ここではかなり強力な記憶となって定着しています。

90日後に思い出す。生涯覚えている記憶となるでしょう。

ただ覚えにくいですよね。

ですので3.1.3.3と覚えてください。

3日後、1週間後、3週間後、3ヶ月後に復習をすれば記憶は至って頑強なものになると言うことを。

また、スタンフォード大学の研究によると25回復習した事象は超長期的な記憶になるそうです。(原著論文に目を通していないので確定的ではないですが。)

これはあくまで一般的な例なので自分専用に記憶を復習するスケジュールを作るということが理想的です。

普段の心掛けで記憶の達人になれるかも知れませんよ。

KAY