医学部の裏口入学について

医学部医学科京橋数学塾の郡山が少しだけ医学部の闇を晒してみます。

 

※あくまでデータに基づいていない個人的な見解です。

実際に裏口入学ってあるの?

医学部の入試を考えている人は少なからず考えてしまう疑問なのではないでしょうか。

 

真面目に勉強している人たちからすれば裏口入学なんて酷いお話です。

 

教育業界と医学業界に身を置いているものとして単刀直入に答えます。

 

あると思っています。

 

断言するのは差し控えますが。

 

流石に国公立大学の医学部は無いと信じたいのですが、黒い噂は耳にします。

 

特に推薦が怪しいような気がしています。あくまで想像の世界ですけれども。

 

私立の医学部は黒色に近いグレーではないでしょうか。

 

特殊な条件下では比較的入学試験の難易度が緩和されるようです。

裏口入学ブローカーの存在

とある国公立大学の元医学部教授という肩書きを利用して、医学部入学希望の生徒に裏口入学を持ちかけるブローカーが存在するようです。

 

話を聞く限りでは限りなく胡散臭いのですが確実に否定できる根拠はありません。

 

その方の話だと、ある程度の成績を収めていれば国公立大学を始め多くの私立大学に顔が効くのだそうです。

 

内容は嘘か真かはともかくそのようなことを生業としている人がいるのは事実です。

裏口入学者の末路

もし、裏口入学があったとして、入学後どのようなことが起こるかをシュミレートしてみましょう。

 

入学がゴールではないので犯罪めいたスタートを切ることになります。

 

バレたら除籍処分は免れないどころか、関連した人全てが処分の対象になるでしょう。

 

除籍処分後は新しく他の大学に入学するという事も厳しそうです。

 

もっと現実的なところに目を向けてみると、まず一回生で留年することになると思われます。

 

一般教養の分量の多さについていけないでしょう。

 

さらに、医学部の勉強は分量が増え続けていきます。

 

二回生から三回生へ、三回生から四回生へと留年の危機に常に晒されるはずです。

 

もれなく留年すると言った方が正しいかも知れません。

 

臨床研修に進む前のCBTやOSCEに於いてもクリアできない可能性が非常に高いです。

 

もうこの時点で放校になってしまうレベルで留年しています。

 

そこも継続的になんらかの方法でクリアしたとしましょう。

 

最終関門、卒業試験、医師国家試験が待ち受けています。

 

この試験で不正を行うことは不可能だと思われます。

 

まず卒業試験から見ていきます。

 

大学側が国家試験の合格率実績を上げるために国家試験に受かりそうもない学生を留年させます。

 

卒業試験にはそのような側面があります。

 

もしここもクリアできたとしても国家試験が待ち構えています。

 

医学部の難関入試を勝ち抜いて勉強し続けてきた人の10%は落ちます。

 

卒業試験に通った学生、つまり学校側から合格できるだろうと見込まれた学生の10%が落ちるのでかなりの難関であることに間違いはありません。

 

裏口入学でここまでたどり着いたとしても、最終関門で弾かれるようにできているのです。

 

確かな学力と効率的な勉強法を受験という一見無駄な競争を行うなかで培っていくことが実は医師免許を手にする最も近道であると感じています。

 

特に情報量の多い医学を勉強するにあたって効率性を重視する点に着目することが重要です。

 

どのように勉強をすれば効率的なのかということや医学関連の裏話が聞きたいという方はお気軽に郡山までご連絡ください。