こんにちは、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
新中学生の皆さん入学おめでとうございます。
新生活はどうですか?
本格的な部活に没頭する人、
勉強の内容について行けるかビビっていたけど案外簡単でホッとしている人、
新しい友人関係を新鮮に感じる人、
いろんな人が居るでしょう。
そんな新しい事づくめの新生活、そして小学校を卒業し中学に入学したばかりだからこそ見落としがちな事実をお伝えしなければなりません。
公立高校入試は始まっています
中学入学したばかりで何が高校入試やねん?
となるのは当然です。
学力検査を受けるのは2年と10か月ほど先の話ですから。
しかし、入試には内申点といって学校での生活を評価し点数化したものが付き物です。
どういうルールで内申点が決定されるのか把握していますか?
ルールを知らずして戦いに臨む人とそうでない人には大きな差があるでしょう。
スポーツならルールを知らずに試合は出来ません、もはや出場する事さえ許されないでしょう。
入試でそんな事はありませんが、出来れば本人が1年生の内からルールを把握しておく、最悪でも家の中の誰かがルールを知っておく必要性は高いです。
90点
ルールを把握するといっても、全部をいきなり把握するのも大変ですからポイントだけお話します。
大阪の公立高校入試の場合、中学3年分の成績(通知表)が点数化されて内申点となるのですが満点は450点です。
1年生の成績はその450点中の5分の1にあたる90点となります!
案外大きいでしょう?
内申なんて中3の成績でしょ!
なんて思って過ごしていると実際3年になった頃にはけっこうな点数をロスしているかもしれません。
さて、ではその点数の付け方ですが3学期の通知表の成績を9科目分足し合わせて2倍したものと考えて下さい。(5段階の場合)
1年生の場合押さえておけばいいのはたったこれだけです。
全体に対しての割合
内申90点というのが入試の合否判定における満点の何割にあたるかもお話しておきます。
1割です!
学力検査(5科目450点満点)
内申(9科目450点満点)
合計900点満点で合否判定されます。
満点に対して1割分が1年生で決まるとなると軽視できないですよね。
落とし穴
3学期の成績なら1学期2学期はそんなに関係ないんだ!
はい、違います。
3学期の成績は1年間のトータルの成績がつくので1学期2学期がボロボロでは良い成績はつきません。
でも、今の勉強そんなに難しくないし、まぁ大丈夫っしょ!
この考えも危険です。
中1の1学期序盤は数学であれば正負の数、英語であればアルファベットなど極めて簡単な事をやっています。
よって本当の勝負は1学期の期末となるでしょう。
また、小学校の様に100点が連発出来るようなテストのつくりでは無くなるので、中間テストで小学校の時に取った事が無いような酷い点を取ってショックを受けてしまい、勉強に対するモチベーションが下がるかもしれません。
負けん気が強ければそんな事はないのですが、やる気が無くなってしまうとまずいです。
まとめ
中学に入学したばかりで高校入試の話なんて気が早いかもしれませんが、ルールを把握しておく事が重要です。
数学はゴールデンウィーク明けに入る分野、
文字式あたりからが勝負になってきます。
小学校の内容で割合や速さなどが理解出来ていないなら要注意です。
ゴールデンウィークに復習してみましょう。