子供への声かけのタイミング。あのサインを見落とさないようにしましょう。

こんにちは、京橋数学塾A4Uの六人部です。

 

今回は勉強において親が子供にしてあげられることをお話します。

 

学年はあまり関係はありませんが、高校生以上だと中々に実行するのは難しいかもしれません。その点はご容赦下さい。

注意深い観察

成績が悪くならないようにするために一番やって欲しいことは、できなくなってきたタイミングをつかんであげることです。

 

「そんなん、いちいち教科書の内容まで目を通してられん!」

 

とか、学年があがるにつれ内容も難しくなるので

 

「見たところで内容わからん!」

 

という意見もあるでしょうが、兆候はキャッチできるはずなのです。

 

例えば、『宿題にかかる時間が長くなってきた。』とか『学校でどんなことやってるん?と質問しても答えられない。』など、つまづいてそうだなと感じられる信号があるはずです。

 

そんなタイミングこそ塾に行かせたり、通信教育を始めたり、何かしらのサポートをしてあげて欲しいのです。もちろん自分で教えてあげるのも有りです。

 

お子さんの『?』が少ないうちに如何にそれを解消する手を打てるか。

 

そこが重要で、そのためには注意深く観察してあげねばなりません。

わからない信号を放置

信号が出ていたにもかかわらず、キャッチできずに放置するとそれ以降の勉強はグラグラした土台の上に家を建てるようなものです。

 

結果は明らか、立派な家は建たないです。

 

建たないどころか積み上げる分はどんどん大きくなるので、いずれは崩壊します。

 

英語と数学は顕著にこの傾向が出やすいです。

 

そして、崩壊した後に土台から作り直さなくてはならないと気づくのです。

 

そうなると、どこかにお世話になるとしても学年をさかのぼって勉強しなければならないので費用がかかります。

 

しかも、現学年での成績がすぐに上がるというわけではありません。

 

中には爆発的に上がる子も居ますが、現状維持かチョイ上がるという子達が大部分を占めるので、お金かけてるのに伸びないな・・・なんてストレスにもなりかねません。

 

そうすると、そういったストレスの矛先はどこに向かうでしょう?

 

そうです、子供に向かう可能性が高いのです。

 

「塾行かせてこれか!」

 

こんな事は言って欲しくはないですね。

 

そんな事を言ってしまったら、もっと勉強から心が離れます。

 

指導者に矛先が向くこともありますね。

 

塾業界では「成績全然上がらんやん!」と保護者様からお叱りを受けた、なんてのはよくある話です。

 

癌を末期になるまで放置して、病院へ行き『医者だろ?治せ!』なんてあまりにも乱暴やと思うわけですよ。

 

勉強も病気と一緒で、悪いところは早期に発見して対処すべきなのです。

 

悲惨な状況になってからの費用を考えれば、早めに対処した場合の費用なんてたかが知れていますし、早めに対処したときは確実に成績がぐんと伸びます。

 

良いこと尽くめでしょ?

 

だから注意深い観察が重要です。

 

そして、それができるのは日々を共に過ごすお父さん、お母さん、あなたたちしかいないのです。

まとめ

日々を過ごす中で子供が鬱陶しいことも確かにあるかと思います。

 

しかし、会話することや観察することで何かに行き詰っているようなサインを感じ取ってあげること、それはとても重要なのではないでしょうか。

 

ぜひとも子供と過ごす時間を大切に考えて欲しいです。

 

その中に成績上昇のきっかけが隠れていますよ。