こんにちは、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です!
今回は中学受験直前期につき、非常に些細な事ではありますが計算のコツをお伝えします。
小学生を指導する際に「出来るだけ筆算をしないように!」と伝えています。
筆算をしなくて良い訳ではありません。
筆算するタイミングは必ずあるのですが、出来るだけ回数を少なくしようという事です。
計算時間の短縮につながれば、他の問題を考える時間が増えますからね。
そういった、小さな積み重ねを心がけるのが案外大きいので、少しではありますがいくつかポイントをお話します。
実例
(A)のポイント
『引き算を足し算で考えるようにする。』ということです。
足し算と引き算ですが、計算を習う順序として足し算が先です。
必然的に誰しも引き算より足し算が得意でしょう。
ですから、462から138を引くのではなく『138に何を足せば462になるか?』と考えれば筆算しなくても計算出来るはず。
(B)のポイント
これも筆算で計算する人が多い。
÷2というのは『半分にする』って事ですね。
半分にするなら、わざわざ筆算をしなくても出来ますね。
(C)のポイント
÷5が絡む問題は『分母分子を2倍する』という事をしましょう。
÷10を作れば小数点の移動だけで計算が終わります。
加えて分子の2倍は暗算で出来るというのも利点。
割り算の筆算するよりは圧倒的に早いです。
注意!
大前提として、答えが分数で許されるなら例に挙げたような計算は当然してはなりません。
分数をわざわざ筆算で小数に直すなんて、それこそ時間の無駄です。
では、なぜ例に出してポイントをお伝えしたかというと、小学生の場合『小数で答えねばならないタイミング』があるからです!
円周率が絡む計算や理科では小数の計算をせざるを得ません。
そんな、『ミスが出やすい計算』の回数を出来るだけ少なくするのが目的です。
筆算はするべきタイミングをきっちり見極めて使って下さい!
まとめ
今回は受験直前につき、計算のコツをお伝えしました!
どうすれば時間をロスしないか?という事を考えて計算するようにしましょう。
また、いつでも上手い計算方法があるわけでは無いので、10秒程度問題を眺めて上手い方法を思いつかないならゴリゴリ計算してしまいましょう。
計算は『出来るだけスマートに、そして考え込む事が無いように』というのがポイントです!