中学受験で偏差値に踊らされない!見据えるのはその先!

こんにちは、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。

 

さて、中学受験がいよいよ間近に差し迫って参りました。

 

我が子を少しでも偏差値が高い学校へ…とお考えのお父様、お母様は沢山いらっしゃるのでは無いでしょうか?

 

そんな皆様に分かって頂きたい偏差値のあれこれをお伝えします。

偏差値とは

そもそも偏差値とは読んで字の如く、どれくらい偏った差があるかを示す数値です。

 

では、何からの差なのかというと平均点(偏差値50)からの差なのです。

 

もし勉強が出来る人ばかりが受けた模試が存在するとすれば偏差値55でもかなり賢いでしょう。

 

逆に勉強出来ない人ばかりが受けた模試が存在するなら偏差値65であっても実力は今ひとつかもしれません。

 

よって、偏差値65だから賢いとか偏差値55だから今イチだとか一概には言えないのです。

 

どんな模試を受けて出た偏差値なのかという事が重要です。

偏差値1や2の差

正直に言うと同一の模試で比較した場合、偏差値の1や2の差はほとんど意味がありません。

 

何故なら偏差値1なんてほんの数点で変動するからです。

 

にもかかわらず、それをありがたがる一部の偏差値至上主義の人たちが存在するので塾でも偏差値が少しでも高い学校をすすめたりするわけです。

 

何の為に中学受験するのか?

 

そこを見失うと目も当てられない結果になりかねませんよ。

大学受験を見据えて

中学受験するのは当然大学受験を見据えての事でしょう。

 

ここで、『はい、あの子より偏差値が上の学校に入学したから安心』と鬼の首でも取ったかのようになってはいけないのです。

 

重要なのは入学した学校で上位(出来れば7%以内)を維持できるかです。

 

きちんと学習環境が整備されている学校でこれくらいの成績をキープしている生徒は賢いです。

 

例えば、偏差値63の学校のトップ層の生徒と偏差値65の学校の下位層では雲泥の差で前者に軍配があがります!

 

もはや勝負にならないレベルでしょう。

 

加えて言うなら偏差値が低くたって良い学校はたくさんあるんです。

 

本当に重要なのは先を見据えて子供が頑張れる環境が整っている学校を選択をすること。

 

それこそが本当に重要なのではないでしょうか。

まとめ

無理やり勉強させられ続けて伸びきったゴムのような状態でヘロヘロになって入学では先がない。

 

受験を経験することで『成長できたな』と実感できるようなものであって欲しいです。

 

疲れるだけの受験ならおすすめしません。

 

受験まであと少しラストスパート頑張りましょう。