こんにちは大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
高校入試において、全国的に変化が出てきています。
今回はそこについて触れていこうと思います。
なぜ変わるか?
これは単純に大学入試改革の影響によるものです。
2020年度から大学入試が変わります。
『センター試験』が『共通テスト』へと変わり、各教科の特色もかなり出そうです。
昨年には既にプレテストが実施されており、もはや調整段階と言えます。
この大学入試の変化が高校入試にも影響しているのです。
どのように変わるか?
トップ校では身近な内容を盛り込んだ内容が増えます。
『学校の授業中』や『クラスでの討論』等、議論が巻き起こっている状況下を想定しての問題、複数の表やグラフを読み取っての論述、時事ネタを題材にした問題、そういった誰もが体験したことのあるような事を問題として扱います。
こういった変化により問題文の長文化が進みそうです。
問題が長文化ということは
長い文章読むのに時間がかかる。
問題数は減らさざるを得ない。
1問の配点は上がる。
このようになると思われます。
最近、中学生の国語力の低下が問題とされています。
長い文章を的確に早く読む訓練が必要です。
変化は続く
このような変化は続き、もう戻ることはないでしょう。
大学入試に合わせて、つまり国の方針に合わせて高校入試も変わってきているので逆行することは無いです。
今後は各教科のミックスとでも言うべき内容もどんどん出題されるはずです。
たとえば、英語の長文で理科の内容が出たり、理科の問題で数学の知識が必要だったり、各教科間の垣根はゆるくなっていくでしょう。
このような変化に対応するためには、色んな事に興味を持つこと。
特に身近な事にはアンテナを張ったほうが良いでしょう。
サッカーのワールドカップが開催しているなら、サッカーってどんなルールなんやろう?オフサイドってなに?
サッカーをやったことが無い人でも、こういった事に興味を持ち知識として蓄えて欲しい。
英語の長文で出るかもしれないし、数学や理科でシュートを打つ時のベストの角度を計算する問題なんてのも有り得ます。
国語ならそのまま文章題になるかもしれない、社会ならグラフや表の問題に出来ます。
つまりは身近な題材はどの科目の問題にもなる可能性があります。
どんなに難しい問題でも、知っている事や知っている物が題材になった時、取っ付きやすいという点でかなり有利です。
ですから色々な事に興味は持って欲しいですね。
まとめ
今回は全国の入試における変化をざっくりとまとめてみました。
大阪府はガンガン変化を仕掛けてくるので今年度も注意が必要です。
もっと細かい情報について知りたい方はお気軽にお問い合わせ下さい。