京橋数学塾A4U代表郡山慶徳です。
最近左利きの人が増えてきたと感じます。
自分自身も左利きです。
医学の世界では左利きの割合が普通の社会より多い気がします。
よく左利きは賢い!と言われますが本当なんでしょうか。
左利きと右利きの違いを考えて行きたいと思います。
【左利きのデメリットあるある】
きっとこの記事を読んでもらっている左利きの人はわかってくれるあるあるをご紹介したいと思います。
・給食のスープについてたり、ファミレスのスープについているレードル(片方が尖っているオタマ)が嫌がらせレベルで使いにくい。
・改札の切符挿入口、ICタッチの位置が右にしか無いから左手で体の前を交差させて切符を入れたりタッチしないと電車に乗れない。
・自動販売機の硬貨投入口が右寄りについてるから左手で入れると商品を選ぶときに自動販売機の前にまたちょっと移動しないといけない。
・左利き用のハサミがレアすぎてだいたい右利き用のハサミを左で使うことに慣れてしまうから左利きなのに左利き用のハサミは使いにくい。
・食事の時にだいたい左隣に座る人は左利きなのでカウンターなら左端、テーブルは左の角に座る習慣がついてしまう。
・日本語書くときに紙の質が悪いと(学校の藁半紙)シャーペンの先が刺さる刺さる。
・手技や運動のコツを教えてくれるのは嬉しいが、頭の中で左右反転させて理解しなければならないのが大変。
・左利き用の包丁、楽器が無駄に高くて損した気分になる。
・銃を撃ったことがある人は少ないと思うんですが、左手でハンドガンを撃つと薬莢が飛んできて顔に当たって熱い。
・えっ、左利きなの?めっちゃ賢いの?って変に期待感を持たれる。
世界を便利にしようとした結果少数派の左利きはちょっと被害を被ってます(笑)
この不便な世の中を左利きは慎ましく生きています(°▽°)
【左利きの優位脳右脳】
左利きの人と右利きの人の大きな違いは脳半球のどっちを使うかというところが大きいと思います。
外部からの刺激は主に脊髄や延髄で交差して反対側の脳に伝わります。
左利きの人は右の脳がよく使われてるということですね。
さて、右脳の役割はどのようなものなのか興味ありますよね。
まずは右利きの人がよく使っている左脳の説明。
左脳
読み、書き、計算、論理などバリバリの理系感覚を司っている脳です。
右利きの人が多いということは理論的に言葉を相手に伝えてコミニュケーションを取る必要がある社会に生きている人間にとって当然のことかもしれませんね。
これに対して左利きの人がよく使っている右脳の説明。
右脳
イメージ、感覚、図形、映像の認識を行うので言葉では説明できないけど理解するという機能をもった脳です。
ということは、自分の感じたことをなかなか言葉にできないわけでちょっとコミュ症が多いのかなぁ(笑)
でも人間って右脳も左脳も上手いこと使い分けているので日常生活には支障をきたさないことが多いんですけどね。
【結局どうなの】
さてさて、右脳と左脳の勉強面での最も大きい差はその記憶容量にあると言われています。
左脳の記憶はきっちりお片づけされてるんです。
右脳の記憶は詰められるだけ適当に詰め込んじゃえという感じで割と乱雑に詰められています。
だから不思議な発想に繋がったりするんでしょうね。
そしてその容量の違いは、右脳の容量が左脳の容量の数万倍の容量があると言われています。
記憶が乱雑に詰め込まれていたとしても詰め込み先がものすごく広いのでいっぱいにならないんですね。
これを普段の勉強に活かしてみる、つまり暗記をするときはイメージと結びつけて頭の中に入れてみましょう。
これが慣れてくると、所謂フォトグラフィックメモリーということができるようになります。
暗記するときは資料を見ただけでだいたいのことは頭に入るのでとても楽ですよ。
右利きの偉人もたくさんいますが、左利きの偉人はこうした右脳の特徴を知らず識らずのうちに上手に使っているのだと感じます。
多数派の右利きの人達は右脳を使うことに意識しながら勉強するともっと楽に知識の吸収、発想の転換ができるようになりそうですね。
少数派の左利きの人達は現在の自分のスタイルを貫きつつ、左脳を使う、つまり言語的に論理立てて説明することを心がければより多くの人の理解を得られることでしょう。
どちらかの脳を一方的に使うのではなくバランスの良い使用を心掛けることによってより高みに到達して欲しいと願っています。
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