こんにちは大阪京橋数学A4Uの六人部です。
12月に入りめっきり寒くなりました。
中学受験まであと1か月と少しです。
合格ラインぎりぎりの戦いになりそうな受験生は気が気でないかもしれません。
いや、中学受験の場合だと親御さんの方が焦っていたりするかもしれませんね。
焦る気持ちはお察ししますがまずは落ち着きましょう。
冷静に合格するためには何が必要なのかを分析しましょう。
入試の性質を考える
ここでお話する入試の性質とは問題の傾向とかそんな話ではありません。
入試自体の性質です。
入試とは入学するに値する者を選抜しているのであって、ぶっちぎりに優秀な子を探しているわけではないのです。
つまり1番を決めるような戦いではありません。
相対的に受験生を比べて成績の良い者から順次合格とするのが入試です。
要は相手と比べてどうか?という話になってくるわけですね。
ということはですよ、試験は満点でなくとも合格は勝ち取れます。
なのにどうでしょう。
入試が差し迫ってくると、あれも出来ない、これも出来ないと出来ないところばっかりに目が行ってませんか?
合格者の真ん中くらいの順位で余裕の合格になるんですよ。
ですから、何が何でも満点取るんだ!というような勉強法は必要ないです。
相対的に見て合格圏内にとどまれるような戦い方を心がけましょう。
合格するには?
不合格になるパターンを避ければ自ずと合格は見えてきます。
不合格になるパターンで一番多いのは圧倒的にこれ。
誰もが出来るであろう問題でのミス!
これはマジでやったらあかん!
もしこれをやってしまったら大きく不合格に近づいたと言わざるをえません。
他の人が出来てるのに自分だけミスすると点差が開いてしまいます。
5点問題ならまるまる5点リードされるわけです。
一方、皆が出来ない問題は取れなくても全員0点で並んでいますよね。
これなら以降の問題で他の人と差をつけるチャンスも残ります。
しかし、5点リードされてからだと5点巻き返してやっと同点、他を追い抜かすにはかなりの労力です。
ですから、合格を勝ち取るための最大の作戦とは、
誰もが出来る問題は絶対にミスしない!
ということになります。
例えば算数なら、大問1でミスが目立つような計算の精度の人は大問3以降の問題を気にしてる場合では無いという事です。
まとめ
今回は受験前という事もあり合格するには何を意識すべきかをお話ししました。
ぶっちぎりの成績をおさめなくとも合格は勝ち取れます。
出来る問題をミスしないように問題を解く順番なども工夫して自分の取れる最高点を叩き出しましょう!