どうも、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
令和4年度の開明中学生徒募集要項について、
試験に関わる部分についてのみ抜粋してお話します。
変更点
令和3年度までと比較して変更点がありますのでまずはそこから確認しましょう。
令和3年度までは試験は1次前期、1次後期、2次と試験は3回でした。
令和4年度より1次前期、1次後期A、1次後期B、2次と試験日程が増えております。
1次後期の午後からの日程(1次後期B日程)が新たに追加されました。
これは大きな変化なので押さえておくべきです!
それに伴い試験の開始時間と休憩時間にも変更が出ていますが大きな影響はないと思われます。
1次前期、1次後期A、2次は昼休憩を挟まずに試験が12時55分に終了、1次後期Bは15時に試験開始(集合時間は14時30分なので注意)ということを押さえておけば十分でしょう。
要は1次後期B日程のために試験時間を調整したという事ですね。
変更しない点
募集人数はスーパー理数コース120名理数コース120名の計240名募集で変わっていません。
1次前期、1次後期A、2次、どの日程も各科目の試験時間、試験の順番ともに変更なしです。
試験は国語(60分)→社会(40分)→算数(60分)→理科(40分)の順番です。
配点も変更はなく国語(100点)社会(50点)算数(100点)理科(50点)となってます。
集合時間も8時20分と例年通りですね。
令和4年度開明中学入試の展望
変更点と変更しない点を踏まえて考えてみましょう。
まぁ、あくまで小さな塾のおじさんが言ってるただの予想なので真に受け過ぎないようにして下さい。
募集人数が240人に対して試験が4回に変更となったわけですから1回の合格者数が減りそうです。
では受かりにくくなったのかといえば、試験の回数が1回増えたわけですからチャンスは増えているわけで開明に合格するチャンスは広がったような気もします。
2次は除外して考えて、1回だけの受験ならチャンスは縮小傾向、3回の受験ならチャンスは拡大傾向というところでしょう。
そこまで気にしなくても良いのではないかというのが正直なところです。
毎年、開明1次後期の後で他の中学校の午後入試を受ける受験生も居るわけですよ。
「移動してまで他の学校を受験するくらいなら、もう1度開明を受験してもらう?」というノリの1次後期B日程なのではなかろうかと思っています。
昨年度で見ると1次前期は受験者数220人に対して合格者は189人で合格率86%、1次後期は受験者数463人に対して合格者は390人で合格率は84%となっており、受験人数により合格率が変動している様子は見受けられません。
あくまでも一定の水準をクリアしているかどうかが重要になりそうです。
という事は試験の回数が増えるならチャンスです!
変更があった初年度は荒れがちなので何とも言えませんけど・・・
出願が始まればもう少し見えてくることもあると思うので何かあればまたお伝えしようと思います。