「学校の授業でココ分からんかったので教えてください!」
教室に着くなり質問。
お!短期間でそんなに出来るようになったか!と感心している大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
僕が感心しているのは「教えて下さい!」この部分です。
実はこの生徒と出会ったのは最近で、中学入学直前でした。
入学前は「ここ分からんー!」という感じで話していたのです。
その状態からほんの2週間程度で年上の人との話し方が身に付いています。
人が成長する速度に驚くばかりです。
まぁ僕は子供らしい子供が好きなのでもう少し言葉遣いが緩い方が嬉しかったりすんですが、それは別のお話。笑
下地
すごい速度の成長を感じることがあります。
しかし、それは短期間で全てを身に付けたわけではありません。
自分の中に溜め込んだ知識や経験という無数の点がバックグラウンドとして存在しているのです。
それらを一定まで溜め込むと、繋ぎ合わせていろんな使い方が出来るようになる。
その瞬間を成長として認識しているのでしょうね。
ということは、点を溜め込む作業、つまり下地の構築はとても重要です。
座学で身に付くものなんて無数の点の中の一部にしか過ぎません。
日々の生活の中で培われるものの中にこそ重要な事がたくさんあるのです。
例えば
この事例で言えば「ここ分からんー」から、「分からないから教えて下さい」と同じ様な内容でも変化があります。
この場が学習塾である事を考えれば、「〜して欲しい。」は伝えなくとも伝わる状況です。
しかし、この生徒は伝えるようになりました。
もちろん逐一そうする訳ではありません。
伝えるべき時を選択し、より伝わりやすい手段を選ぶようになったんですね。
これは中学校生活が始まり、環境の変化がそうさせたのです。
下地があるところに何かしらの切っ掛けがあり、それがトリガーとなって飛躍的に成長する瞬間が訪れます。
それが起こるタイミング、頻度は人それぞれ。
だからこそ点を溜めこむ事を怠ってはなりません。
まとめ
今回は人の成長を目の当たりにしたので、すこし所見を述べてみました。
その日のうちに疑問を解消するなど褒めるべき点は他にもあるんですが、コミュニケーション能力の高まりに驚いたので霞んでしまいましたね。
こーいう瞬間に立ちあえるというのは楽しくて仕方がないです。
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