京橋数学塾A4U代表郡山です。

今日は生物の教科書には載っていないお話をしたいと思います。

ざっくり言うと血液の中身のお話です。

さてとりあえず高校の生物の復習から。

血液を採取したらすぐに固まっちゃいますよね。

って言われてもあんまり実感ないかと思います。

でも、未来のドクター達は知っておいて損は無いし、たまに血液凝固剤の名前を医学部の入試で聞かれたりもします。

ちなみによく使われるやつはクエン酸ナトリウムとEDTA4Naなので覚えておきましょう。

そして採血する機会があったら採血チューブの中にある白い粉を見て、これ知ってる!!ってドヤ顔してみましょう(笑)

閑話休題、血液は特にガラスに触れるとなかなかに固まりだします。

血液が固まる仕組みは、外因系と内因系が、、、って言うお話はあんまり面白くなさそうなので学部で習ってくださいね。

まぁ、高校範囲では血小板がなんやかんやでプロトロンビンをトロンビンにして、トロンビンがフィブリノーゲンをフィブリンにして血球絡め取って凝固させるでオッケー。

ただ今回は血小板のお話じゃなくて、赤血球のお話でも無くって白血球のお話をしたいの。

でもその前にちょっと赤血球について。

なんで赤いか。

鉄が錆びたら赤っぽくなるアレと一緒で鉄が入ってるからだよね。

ヘモグロビンってやつが酸素運んでくれてるし、人間の細胞37兆個あるって言われてるけどほぼこれの数。

じゃあ鉄じゃなかったら?

赤くないです。

有名どころはヘモシアニンで青っぽいヤツ。

カブトガニの血とか青いでしょ?

みたことないって?

正常です(笑)

イカとかタコも青っぽいから捌く機会があったらよく観察すると面白いかもね。

さてさて、やっと白血球。

白血球って割と種類あるのよね。

単球

好中球

好酸球

好塩基球

リンパ球

ちなみに血液の中の単球は組織に移動したらマクロファージに進化しちゃいます。

まぁ、分化って言う方が正しいか。

あと、マクロファージはって表記するとなんかかっこよさが出るけど、受験とかテストではカタカナか英語で書いてあげてね。

で、何が言いたいかって言うと、白血球の役割って何?

細菌とかやっつける免疫担当大臣だよね。

どうやって?

むさぼり喰う!!

貪食って言う黴菌だのなんだのをとりあえず体の中に入れて体の中で消化してみるヤツね。

ゲームの前衛、脳筋アタッカー的な素敵な存在、白血球。

この白血球の中の一つ、好中球が、

この度、なんと、驚くべきことに!!

飛び道具をゲットしました!!

って言うことを言いたかったの。

前置き長すぎた、、、(笑)

この情報、高校の教科書にも載ってないし、免疫のガチの医学書にもまだ載ってないんじゃないかなぁ。

好中球が使う飛び道具の名前はなんと、NETs!!

網で黴菌とか捉えちゃう系白血球なんです。

正式名称はNeutrophil Extracellular Trapsで頭文字をとってネッツ!!

ネッツ!!(ただ言ってみたかっただけ)

じゃあどこからっていうか、何から網作ってるの?

想像を超えた材料から作られています。

網がなければ作ればいいじゃない!!

あら、こんなところにいい感じの二重螺旋構造の紐が。

これを絡ませて、敵に向かって放出!!

本当にこんなことしちゃってます。

DNAブッ放すとか前衛的すぎて想像の斜め上行ってます。

画像の緑のやつがDNAで出来てるNETsね。

好中球が飛び道具手に入れてバンザイで終わらないのが人体。

DNAってヒストンに巻きついてるよね。

このヒストンが曲者で、血管にめっちゃ悪いです。

だから、黴菌がキター!!

からのNETs出しまくれー!!

だったらヒストンの毒性で本体がクリティカルダメージを受けるし、

ダメージ怖いからNETs少なめで!!

からの黴菌増えまくってオワタ!!

ってなるわけです。

微妙なバランスを保ちながら好中球をはじめとした白血球は我々の体を守ってくれてるのです。

まだまだ詳しいことはわかっていないので未だ世界中で研究がされています。

医学は臨床だけでなくって、こんな風に研究も盛んに行われています。

将来のキミの研究が医学界を始め世界を変えるかも♪

おすすめの記事