こんにちは大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
記事タイトルが釣りっぽくなってしまいました。
結論から言うと効率の良いやり方は教えない訳ではないです。
教えるべき時が来れば当然教えます。
では、どんな人には教えないのかと言うと
勉強のやり方が分からない
などという理由で自塾に来た新規の生徒などですかね。
この勉強のやり方が分からないという人、ちょっと言葉が足りませんよね。
おじさんが正しくあなたの望みを言葉にしてあげましょう。
正しくは、
大した苦労もなくてサクッと成績が爆上がりする
魔法のような勉強のやり方が分からない
でしょう!
そんな方法あるなら俺が知りたいわ!笑
結局はそういう考えの子って楽をしたいだけなんですよね。
面倒くさがりなのです。
例えば、普通にやれば5分かかるような作業を2分に短縮できる方法があるとして、2分で済む方法を面倒くさがりな子に最初から教えたとしましょう。
本来は5分掛かっていたという事実を知っている人なら3分も短縮になるんだから有難く感じますが、そこを省略していきなり2分の方法を教わった人は今まで0だったところに2分の作業が急に発生するわけです。
たとえ2分であろうと面倒に感じるでしょう。
だって面倒くさがりなのですから。
これだと長続きしません。
その方法をやり込んでも新たな発見は無いだろうし面白くないでしょう。
だって、すでに磨き上げられた方法なのですから!
だから、面倒くさがりな人ほど地道に最初からやるべきなのです。
するとやり込んでいく内に「こうやったらココ早いのでは?」という小さな発見があり時間短縮する方法を自分で思いついたりもするでしょう。
この小さな発見があると面白いのです。
この面白さにハマると長続きするんですね。
「どうやって時短してやろうか!」と面倒くさがりの本領発揮です。
怠惰を求めて勤勉に至る感じは見ていて面白いですよ。
ですから、最初から要領の良い方法を生徒には教えません。
そもそも効率の良さは10人居れば各々違うはずですからね。
僕が思う効率の良さを押し付けてもしょうがないのです。
皆が通った道をダッシュで駆けてくるのは構わないけれども、ショートカットしたりは出来ないんですね。
自分に合った方法を探している時間があるなら、その時間を使って最初から地道に取り組みましょう!