携帯電話を持たせる事による2つの悪影響

こんにちは高校受験の専門家、京橋数学塾の六人部です。

 

今回は携帯電話をの悪影響について話します。

 

携帯、大半の中学生が持っているのではないでしょうか?

 

小学生でも持ってたりしますよね。

 

その携帯電話、学力に及ぼす影響が非常に大きいです。

 

集中力がなくなる

勉強している時も傍らに携帯を置いておく、そんな光景を良く見かけます。

 

それでは勉強できるはずがありません。

 

どうして?

携帯は言わば、マンガ、ゲーム、テレビ、の集合体のような物、それを我慢して勉強し続けられるのはよほど自分を律するのが上手な子供です。

 

ちなみにそんな人は滅多にいません。

 

だいたい30分もすれば携帯を触りだして、気づけば携帯いじってる時間が勉強している時間をオーバーしている・・・・あるあるですね。

 

では、どうすればいい?

携帯を持たないというのが最強なのでしょう(私は中学生には必要ないと思います)、しかし、時代の流れが中々そうはさせてくれないですよね。

 

持たないのが無理なのであれば、勉強中は視界に入れないようにしましょう。

 

視界に入れなくてもマナーモードではダメです。電源を切るか、機内モードにして視界から消しましょう。

 

携帯側からのアプローチを全て断った状態を作るのが重要です。

 

通信アプリが学力に影響

通信アプリの影響により数学の学力に影響が出るという研究結果が東北大学から発表されています。

 

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/03/award20150319-01.html

消える学習効果

 

『1日に2~3時間通信アプリを使い、1日の勉強時間が2時間以上の子供』と『携帯を持っていない1日の勉強時間が30分未満の子供』を比べた場合、ほとんど差がありません。

 

これは怖いですねー。2時間以上勉強して、ほとんど勉強してない人に負けるなんて。

 

これは、携帯を使うことで脳の前頭葉の働きが悪くなったからではないかと考えられているようです。

 

前頭葉とは物事を考えたりするときに重要な部分です。

 

ゲームをしているときやテレビを見ているとき前頭葉の血流量が下がるので働きが低下するらしいのですが、長時間通信アプリを使う事でテレビやゲームを長時間使用した後と同じような状態になり、使用後1時間~2時間は勉強しても身につかないという事です。

 

1回使ったら危険

なんか危ない薬のような表現ですが、使うとやめられなくなるのも通信アプリの悪いところですね。

 

どんな話をしてるんだろう?すぐに返事しないと嫌われるかな?とか、気になり出したら止まりません。

 

年頃の若者ならそういった社会不安を抱えやすいですからねー。

 

だからアプリを削除しても1度でも使った事があるとまた使ってしまいます。

 

便利な部分もありますしね・・・

 

対処は?

『1日に携帯をさわる時間を1時間以内に抑える』というのがベストですね。

 

とはいえ、誘惑に溢れた携帯を1時間以内で我慢できるのか?という難しさがあります。

 

1時間以上触った場合は携帯を破砕する!くらいの断固たる意思で決行です。

 

出来ないのであれば、携帯は持たせないほうが賢明です。

 

まとめ

携帯はあると便利です。

 

緊急時の連絡など安全面を考えて持たせているご家庭も多いかと思います。

 

しかしながら、増える安全と同時に持っていなかったときには存在しなかった危険も生まれます。

 

持たせる前にルールをしっかりと決める。破ったら取り上げる。

 

それくらいしないとダメですね。