京橋数学塾A4U塾長の六人部(むとべ)です。
夏前に開明中学入試説明会に参加してきました。塾の先生対象の会でしたので興味深いお話も聞けました。
入試の変更点がありますので、出願時の参考にしてください。
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専願併願の区分が前期試験のみに
開明中学の入試は前期、中期A、中期B、後期と最大4回の受験が可能です。専願で出願していると理数コースの合格判定において合格点が併願よりも低めに設定されます。つまり、専願は併願で出願するよりも受かりやすいということです。
少し捕足しておきます。
専願というのは合格した場合は必ず開明に入学することになります。そういった前提のもと理数コースの合格点が低めになるわけです。ちなみにスーパー理数コースの合格点は専願であろうとも優遇はありません。
2027年の入試では専願併願の区分が前期試験のみになります。これが大きな変更点になります。
中期、後期の専願は?
では、中期と後期に合格ラインの優遇はなくなるのか?
そうではありません。理数コースの合格判定が優遇されるパターンを以下に挙げます。
前期を専願で受験した場合
中期A、中期B、後期の全ての日程において専願ラインでの合格判定となります。もっとも優遇されるパターンです。
後期までに1回以上受験した場合
前期併願、中期A、中期B、これらの中から1回以上受験している場合は後期試験にて専願届を提出すれば後期の試験のみ専願ラインで合否判定がなされます。中期A、中期Bに専願届はありません。
何が何でも開明中学という方
お伝えしたとおり優遇は上記のパターンのみになります。つまり中期A、中期Bを専願ラインで合否判定を受けたいなら前期を専願で出願するしかありません。第一志望が開明中学という方は前期専願は必須でしょう。
2026年入試の全体の状況だと受験実人数は959人。そのうち合格者は576人で倍率は1.66倍。前期中期を専願で受験した実人数は252人。そのうち合格者は186人で1.35倍。数字でも顕著に差が表れています。
入試関連情報
こちらは変更点ではありませんのでご注意ください。
入試説明会参加にあたり質問を事前に受け付けていただいており、知りたかった情報を説明いただきましたのでお伝えします。
まず、入試における配点は以下のようになっています。
国語 算数 理科 社会 合計
配点① 100 100 100 300
配点② 100 100 100 300
配点③ 80 80 70 70 300
では、配点③の合格者は?
このように合否判定に採用されている配点が3パターンあるのですが、僕が質問したのは「配点③での合格者はどれくらいいるか?」という点です。
というのも、中学受験にチャレンジする子供達は国語、算数から固めにかかるので配点③での合格者はどの程度いるのか疑問だったんです。配点③が配点①②を上回るには国算が理社に対して相対的に低い場合になります。もしいたとしてもめっちゃ少ないんちゃう?と思っていたわけです。
そしたら何とですね、前期12.5%、中期A9.4%、後期10.7%と合格者の中でそれなりの割合を占めていました。
これは「配点①②では不合格だけれども配点③なら合格」という受験生の実数であり、割合的には多くはないけれど少なくもないなと感じる結果でした。
理社のどちらかが壊滅的に成績が悪いという場合でないならば、ある程度の段階までは理科も社会も勉強しておくのが吉だと言えます。
その他にも興味深いお話をたくさん聞いたのですがそれはまたの機会に。
