どーも、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
先週の土日は春を感じるくらいの暖かさだったのに、この2日間の寒さは何なんでしょうね。
あー、寒い。
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さて、入試直前です。
試験に絶対というのはありません!
十分に実力が備わっていていたとしても、残念ながら不合格になってしまうという事はあるんです。
ただそういった場合はミスによる失点が響いた可能性が非常に高いです。
ですから、そういった失点をしないように試験で起こりそうなミスを前もって知っておきましょう。
起こり得るミス
写し間違い
特に痛いのが「試験問題から手元の計算用紙に」、「上の行から下の行に」といった式を書き写すときに起こるミスです。
試験問題を計算用紙に写した段階でミスしている場合は計算用紙の上ではほとんど不都合が起こりません。
だって計算用紙の上では計算ミスしてないんですから!
このミスは、
「不思議な答えが出てしまった。どこかでミスってる・・・。でも何回チェックしても計算ミスはしてない。けど答えは変だ!何でや?どこがおかしい?ヤバい!時間も足りんくなってきた・・・」
というように焦りも生んでしまいますので最も避けたいミスです。
このミスをやっちゃうと試験時間の関係から他の部分も崩れる可能性がありますからね。
また、ミスっていたとしても答えとして成り立つような数値が出てくることもある事を考えると、何かおかしいと気づける場合はまだマシです。
ミスしたことにさえ気づかない場合だってあるわけですから。
恐ろしいです。
この手のミスを防ぐにはまずは焦らない事。
問題を計算用紙に写す時は確実に識別しやすい文字でしっかりと写し、その段階で問題用紙としっかり見比べて合っているか確認しておくようにして下さい。
自分で書いた式も写し間違える事の無いようにキレイでなくとも良いから識別しやすい文字で書きましょう。
「aとu」、「6とb」、「tと+」、「yとg」この辺りは見間違いが起きやすいので字が汚いと言われた事がある人は注意して識別しやすい文字を書いて下さい。
暗算によるミス
通分しながら計算も終わらせたり、(分数)分の(分数)を暗算で約分したりするのは入試ではやめておきましょう。
マイナスの処理でミスしたり、分母分子が逆になっていたりとしょうもないミスが出る可能性があります。
普段解く問題集では暗算できる部分は暗算でガンガン進めるのは賛成なのですがね。
入試の場合は1段レベルを落として途中計算を書くようにした方が確実性も上がるし見直しも楽です。
通分なら通分で1回式を書き直すというように1作業につき1回しっかり式を書き直しましょう。
これで普段やらないような「えっ!」というミスは減るはずです。
ミスの原因
結局ミスの原因って試験本番の緊張によるものが大きいです。
本番の空気は独特ですからね。
自分は緊張しにくいタイプだと思っている人でもその空気にのまれてしまう事があります。
むしろ普段緊張しない人が緊張してしまった時の方がいつもならやりもしないようなミスをしがちです。
要は緊張をコントロールする方法が分からないからプチパニック状態に陥るわけですね。
緊張をコントロール
緊張しないようにしたいところではありますが、そんなことは不可能です。
だって、試験に向けて準備していざ一発勝負の本番です。
真剣に準備をした人ほど緊張を無くそうなんて事はそもそも難しいと考えておく方が無難でしょう。
ならば、緊張した時のことを考えてどう対処するかシミュレーションしておくべきです!
深呼吸でもしてゆっくり周りを見渡せば自分と同じような状況の人が何人もいるわけですから少しは緊張がほぐれると思います。
とはいえ緊張の緩和の仕方は人それぞれですから、自分なりの方法を用意しておくことが大切ですね。
どれだけリアルに緊張してしまった自分を想像できるかがカギです。