どーも、京橋数学塾A4Uの六人部です。
コロナウイルスの勢いが止まりません。
日本中が、いや、世界中が暗い話題ばかりで嫌になりますねー。
暗いのは話題ばかりじゃなく、休業している店も多いせいか視覚的にも何だか寂しかったり・・・
気分も暗くなりがちです。
学校が休みで学力が低下しないだろうか?と心配の方々も多いのではないでしょうか。
3月と4月の休校
正直にいって3月と4月の休校は学力に何ら影響はありません。
そもそも3月はテストもなく、春休みなので宿題も殆どありません。
休校であろうが無かろうが勉強しない時期といっても良いでしょう。
では、4月はどうでしょう。
4月も新学期なので新しいクラスで授業が始まります。
先生が変わったりするので授業は殆ど前に進みませんし、内容も薄いです。
ですから、学校が無いからといってそれによる学力の低下は無いと言えます。
休校による学力の低下が無いのであれば何が問題か?
休校で学力は低下しないが、差は圧倒的に広がるという事です。
この休校により学力を上げる層が居るんですね。
その層とは自学できる人!
もっと詳しく言えば自学できることに気づく層が学力差を大きくする原因となるでしょう。
何故そんな差がうまれるか?
学校がある時は学校がペースメーカーなので勉強の足並みは粗方揃っています。
しかし、学校が無いことにより全員が自学という環境になれば・・・
あれ?俺速く走れるやん!
と気づく生徒が大勢現れます。
そんな子がどんどんどんどん前に走っちゃうわけです。
その差は休校の期間が長くなればなるほど・・・言わずもがなです。
つまり学校が無いことによる学力の低下は無いものの、自分でどんどん勉強を進める層が増えるので、学校に合わせてしか進めない子は相対的に成績が下がったような錯覚に陥る環境が待っています。
5月でコロナによる休校が解けるとは到底思えないですからね受験生で学校以外に勉強する環境がない人は特に注意が必要だと考えます。
休校の先に待つのは恐ろしい学力格差なのです。
今始めろ!
とにかく自学で勉強を進めること。
自学する習慣が無いなどと言ってる場合ではありません。
やる子は既に走り出しているのです。
特に受験生は本当に今始めないと時間が足りなくなります。
休校のあおりで夏休みが無くなるというのも容易に想像がつきます。
夏に苦手分野を克服するための時間が無いのです。
夏に作った下地を秋、冬に爆発させる!というのが例年のパターンなのですが、今年度に限ってはそのパターンに持ち込むのは難しいと言わざるをえません。
かといって、夏にやれる事を今やれるかと言われればそれも難しいでしょう。
いきなり受験モードで勉強しろと言われても、模試もなければ、定期テストもない。
やる気のトリガーを引く切っ掛けがそもそも少ないのですから・・・
でも、だからこそ本当に今を大切にしてください。
「今年度はコロナで大変やったけどあの時やり始めてよかった!」と言ってる自分をリアルに想像して下さい。
さぁ、今始めましょう!
まとめ
今回はコロナ休校が学力に及ぼす影響をお伝えしました。
下がるのではなく、上がる層が増えるため格差は広がる。
また、何もしない層も一定数居ますから下がる層も居ます。
ということは、上から下までの差がとんでもない事になるわけです。
休校が明けたらそんな状況だという事を心に留めておいて下さい。