算数や数学の入試問題は問題順に解くべきではない!

こんにちは、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。

年が明けまして、いよいよ入試直前となって参りました。

まずは中学入試ですねー。

続いてセンター試験と来て、私立高校、私立大学……うーむ胃が痛いです。

真剣に取り組んで来た人ほどプレッシャーを感じているかもしれません。

何としても勝ちたいですよね!

そこで、少しでも点数を稼ぐためのコツを伝授します。

まぁ、受験前には普段から指導していることですが。

前から順番に解くな

試験で点を取りに行くならまずはこれです。

真面目な子ほど前から問題解いてしまうんですわ。

もちろん計算問題などを飛ばせと言っている訳ではないのです。

入試に至るまでに訓練して来たわけですから見た瞬間に「解ける!」見抜ける問題が存在するはず。

まずはそれらを全て解く事から進めて行けって事!

つまり、「ん?これどうやるんだ?」手が止まるような問題は後回し。

そして、飛ばした問題には印を付けておきます。

時間をかければ分かりそうな問題には△全く分からない問題には✖️という感じで分類しておきましょう。

そして解ける問題を解き終わったら、△印の問題を解き始めましょう。

△印の問題が終わったら今度は✖️印に取り掛かる…ような事は絶対にしてはいけません

△印まで解き終わった時点でやるべき事があるのでいったん問題を解くのはここで終わり。

答案のチェック

△まで解き終わったら答案のチェックをして下さい。

何をチェックするか?

名前、受験番号などは当然ですが、「問われている事に適切な形で答えられているか?」という一点を総チェックして下さい。

「何kmですか?」と問われているのにmで答えていたり、時速を聞かれているのに分速を答えたりと、問いに合わない答えを書いている事が本当に多い

そういう凡ミスをしていないか確認しましょう。

もし△印の問題を解くのに時間が掛かって答案のチェックをする時間が無くなりそうなら、試験終了10分前になったら解くのはやめてとにかく答案のチェックに入りましょう。

解きかけの問題で得点するより、失点を防ぐ方が試験では重要なのです。

答案チェックも終わって時間が余ったら

次こそ✖️印の問題を……解きません!

まだ時間があるなら、序盤の計算問題を解き直したり検算したりしましょう。

計算問題はかかる時間の割に配点高いですからコスパが最強。

必ず得点して下さい。

×印は最後まで無視するくらいでかまいません。

まとめ

試験問題を前から順番に解いて最後時間足りなくなるとか、受験あるあるです。

マジメな人ほどその罠に引っ掛かりやすいので、勇気を持ってスルーすべき問題はスルーしていきましょう!