どーも、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
さて大阪府公立高校入試まで残すところ1か月ですね。
受験生は最後の追い込みを頑張っている事でしょう。
そんな中、過去問に取り組んで思うように点数が取れずに焦っている人も居るのではないでしょうか?
気持ちは分かりますが焦っても何も解決しないからまずは落ち着いて。
百点満点を取らねば落ちるというわけでは無いんですから。
他の受験生と差を付けられないように点数が取れれば十分なんです。
ということで、今回は差を付けられないような数学C問題における得点プランのお話をします。
大問1でとにかく稼ぐ
負けない戦いをするには大問1は勝負所です。
特に計算問題3問は必ず得点しましょう。
C問題を選択する学校を受験する生徒に解けない計算問題はないはずです。
しかし、毎年の得点率データを見てみると正答率100%では無いのです。
こういった大多数が正解できる問題で得点出来ないというのはめちゃくちゃ痛いのでここは絶対にゲットです。
他の問題に取り組んでても試験時間の残りが10分になったらもう1度計算問題の見直しをしましょう。
残りの問題もほぼ全問正解で乗り切って欲しいのですが整数の問題は苦手な人も多いので必ず取れとは言いませんが、方程式の問題と関数の問題は練習すれば確実に得点出来るので落としたとしても1問で収まるようにしましょう。
1ミス、多くても2ミスまでに収めればここで35点~40点くらい稼げます。
90点満点の内の4割程度を確保できるのですからめちゃオイシイです。
大問2、平面図形は出来るとこだけ
大問2は取れるところだけ取って分からなくなった場合はスキップしましょう。
(1)は比較的楽に得点できる問題と証明が出題される傾向が強いです。
証明問題は難度にバラつきがあるので出来そうならやりましょう。
(2)は線分の長さや面積を計算する問題ですが複雑な計算になる事が多いのでここはさっと考えて解法が思いつかないならスキップです。
また、解くのであれば(1)の証明問題が手掛かりになる事がほとんどですからそういった視点で問題を眺めると良いでしょう。
仮に証明問題が出来ていなくとも証明できたと見なして証明の内容は使って良いです。
テストは点取りゲームですからその辺りは賢く立ち回りましょう。
大問3、空間図形は(1)
大問3は空間図形ですがここは(1)が狙い目です。
線分の長さを求める問題が多いのですが基本的なものがほとんどです。
空間の中から考えるべき平面を抜いてくるのには多少のコツが要りますが練習すればそう難しいものでもないです。
大問2に比べると計算もかなり楽なのでしっかり得点しましょう。
(2)は切断した立体の体積を求めたりするので計算が複雑です。
ここはスキップして全体の見直しに充てるのが得策です。
見直し
大問2と大問3である程度スキップする問題を決めておくと見直しの時間にも余裕が出てくると思います。
取りこぼしを無くすという意味でも、「計算問題のやり直し」「問われている事に答えられているか」これらの確認は必ず行ってください。
これで60点くらいの点数は見込めるので十分に戦えます。
難しい問題を解く必要は無いのです。
焦らずに点数を最大化できるように受験までの時間を過ごして下さい。