こんにちは、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。
今日はクラブ活動のお話です。
特に中学生のクラブ活動について思うことを語ります。
やりたい事にはチャレンジ
興味がある事にチャレンジするのはとても良い事だと言えます。
だから、やりたいなら積極的にクラブ活動に参加して下さい。
そこには普段の学校生活だけでは得られない経験が待っていることでしょう。
そういった経験は人を成長させるものです。
ですから、やる意義は十分にあります。
部活に没頭するのはどうか?
スポーツ丁から『部活の在り方についてのガイドライン』が発表されました。
ここには、『平日の練習時間は2時間程度』『週末や学校が休みの時の練習時間は3時間程度』『平日に最低1日、週末に1日の週2日の休日を義務付ける』などの部活動に関する取り決めがなされています。
詳しくはリンクをご覧下さい。http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/hakusho/nc/1402808.htm
本気で部活動に取り組みたい人には中々物足りない練習量になっているような気がします。
しかし、部活動に情熱を傾ける先生も居ますし、生徒も試合で勝ちたいという欲が出るでしょうから、全ての学校がこのガイドラインに沿っては動かないでしょう。
夢中になれるような事が見つかるのはいいものです、一生ものであっても、一時のものであったとしても、没頭するのは良い経験です。
部活を理由に勉強しないなら部活はやめるべし
部活するのは賛成ですが、それを理由に勉強をないがしろにするなら、部活はやめるべきです。
たとえ、むちゃくちゃ才能があっていずれプロになれるような実力があってもです。
中学というのは義務教育、つまり社会人としての最低限のラインに立つための教育です。
プロスポーツ選手、プロの音楽家など、いずれもプロである前に社会人である事に変わりはありません。
その最低限クリアせねばならないラインもこなせないなら、もはや部活をやる資格すら無いと言えるでしょう。
多少厳しい言い方をしていまいましたね。
何故こんな事を言うのか?
それは、部活にしか努力のベクトルを持って行けないような人間になって欲しくないからです。
その分野でしか頑張れないせいで、行き詰った時にどうすれば良いかわからない、他の分野で頑張る方法がわからない。
スポーツの分野でバリバリやって大学までは来たけれど、プロには成れそうも無い。
そうなると悲惨です。
じゃあ、結局部活するなってことじゃ?
そんな風に思うかもしれませんね。
しかし、そんな事はありません。
部活をバリバリやりながらトップ校に合格する。
そんな子を何人も見てきました。
1人か2人しか居なかったなら、その子達だけが特別なのだと考えられるのでこんな事は言えません。
要は本人のやる気でどうにかなる問題だということですね。
ですから、『部活を理由に勉強をあきらめる』『勉強を理由に部活をあきらめる』中学の勉強でこれは無いです。
大学入試となれば少し話は変わってきますけどね・・・
まとめ
中学の勉強は部活をバリバリやっていてもトップ校を十分狙える水準まで持っていけます。
部活を理由に勉強が甘くなっている人は一度両方に本気出してみてはどうですか?
やってやれない事では無いと思いますよ。