計算なんて正解にたどり着けりゃそれで良いと思ってませんか?

こんにちは、大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。

 

今回は計算にまつわるお話です。

 

同学年で比較しても計算力があったり、無かったりと結構な差があるものです。

 

こういった差って、どこから生まれたんでしょうね?

 

算数、数学の好き嫌いに依存するわけでは無さそうです。

計算力

計算力ってのは、正確性、スピード、思考力それらをひっくるめた言葉です。

 

早いけど間違いだらけでは意味がないです。

 

しかし、正確だけれども遅いのも問題です。

 

ちょっと考えれば複雑な計算を簡単に出来るのに、考えずに猛進するのはダメです。

 

要は計算力ってのはそういった総合的な力であって、バランスがとても重要です。

 

計算力の要素に思考力を挙げましたが、

 

計算に思考力いるか?

 

と思った人も多いでしょう。

 

それには原因があります。

思考力が不要だと勘違いする原因

基本的に学校教育では正確性とスピードを重視します。

 

よって、そういった練習を繰りかえして育っている事が原因の1つです。

 

そして、もう1つの原因としては思考力を必要とする問題が少ないという事が挙げられます。

 

加えて、思考力を使う問題はゴリ押しで解くことも可能だったりするので、スピードと正確性を鍛えていれば何とか答えは出せるというのも問題です。

 

工夫して計算しよう!という問題をそのまま何も工夫せずに解いた経験ある人、多いのではないですか?

 

実はここが大きな課題だと考えています。

新しいやり方にチャレンジしない

計算力が足りない人みんなに言えることがあります。

 

彼らはなまじ、正確性とスピードが鍛えられているので、工夫して解かねばならない問題をわざわざ新しいやり方では解かないという事。

 

新手法は受け入れない、まるで頑固な職人さんのように今までのやり方を貫き通します。

 

これでは計算力の向上は見込めません。

 

新しいやり方を習うたびに、それに取り組んだ人と取り組まなかった人の間には大きな差が出てしまいます。

 

計算力の差の原因です。

心がけること!

計算力をつけるのに心がけるのは新しいやり方を習ったら必ずそれを使う練習をすること。

 

たとえ、今までのやり方で解ける問題であってもです。

 

そして、やり方だけでなく何故その計算になるのかをキチンと考えること。

 

それを繰り返していくうちに、計算式から感じ取れることが増えるはずだし、立式も工夫するようになるでしょう。

まとめ

これからの入試では式の意味を考えるような問題も出そうです。

 

計算力を鍛えるのは重要ですよ!

 

バリバリ鍛えちゃって下さいね。