「文字式=特別な計算」と勘違いしている人が大爆死している件について

こんにちは、京橋数学塾A4Uの六人部です。

 

今回は数学を苦手とする人がよくやるミスとその対処方法についてもお話します。

特別なものと考えすぎ!

文字式の扱いを苦手とする子供は文字を『特別なもの』として意識しすぎています。

 

『わっ、文字出てきた!何か特別な計算するんだな!』

 

こんな意識で問題に取り掛かるのです。

 

そして結果ハチャメチャな計算をして、はい不正解!って流れです。

 

ポイント

どんな数字か今は分からない、だから数字の代用品として文字を使っているだけ。

 

そう!『数字の代わりに使っているだけ』ここが最も意識すべきポイントです。

 

つまり、文字だからといって特別な計算する人は全員大爆死します。。。

 

だって、元々は数字なわけですからね。

 

ルールから外れればそりゃあね、間違いますよ。

実験する

よく分からない現象が起きたとき、調べたい事象があるとき、理科なら実験しますよね。

 

数学においても実験してください。

 

分からないまま闇雲に手を出すから、無茶苦茶な答えになるのです。

 

例として実験してみましょう。

a本の鉛筆をb人で分けたら、1人c本もらえてd本余った。aをb,c,dで表せ。

こんな問題が出たとします。

 

わからねー!と思ったら、文字を全部数字に変えてみてください。

 

『15本の鉛筆を4人で分けたら、1人3本もらえて3本余った。』

 

これなら簡単ですよね。

 

しかし、これには悪いところがあります。

 

3という数字が2回出てきますね。これは実験としてはよろしく無いのです。

 

よってバラバラの数字が出てくるように調整。

 

『14本の鉛筆を4人で分けたら、1人3本もらえて2本余った。』

 

はい、これで準備完了!

 

14=4×3+2となりますね。

 

数字におきかえた部分を文字に戻します。

 

a=b×c+dとなり、正答の完成です。

 

これだけで答えにたどり着けます。やった方が得ですよ!

 

理科と違って紙の上でできるので、リーズナブルやね。

まとめ

文字を強敵だと思い込み過ぎていたのが分かっていただけたでしょうか?

 

文字ではない、こいつは数字だ。その意識だけで解ける問題増えるかもしれませんよ。

 

今回は文字の扱いに関するお話でした。

 

気になることがあれば何でもお問い合わせ下さい。