知ってますか?通知表で差がつくと入試で何点差になるのかを!

こんにちは大阪京橋数学塾A4Uの六人部です。

 

中間テストも終わった時期ですね。

 

何故に定期テストを頑張らねばならんのか?

 

ということで、今日は内申点についてのお話です。

内申というけれど

内申と言ってもよくわからん!

 

という人は案外多いのではないでしょうか。

 

内申点とは高校入試の合否を決める時に使う自分の持ち点です。

 

当日行われる学力検査(450点)と内申点(450点)の総合点(900点満点)で合格か不合格が決まります。

 

そうです、当日の試験を受けるまでに半分は試験が終わるのです。

 

それが内申点です。

内申点のつけかた

内申点はシンプルに通知表の5段階の成績がそのまま影響します。

 

大阪府の場合、(1年生の通知表)×2点、(2年生の通知表)×2点、(3年生の通知表)×6点、これらを足し合わせて450点とします。

 

3年生の成績が重視される制度ですが、1年生2年生の成績も無視は出来ないレベルです。

 

よって、通知表での差が入試でどれだけの点差になるのかはこの成績のつけかたに依存します。

 

1年2年なら通知表で1の差が付くごとに2点の差が出ます。

 

3年ならば通知表で1の差が付くごとに6点の差になります。

 

6点と言えば学力検査に置き換えれば、1問か2問分の正答と同価値といえます。

 

ですから、通知表は良ければ良いほど入試において大きなアドバンテージに成ります。

倍率タイプ

今までのお話は学力試験と内申を450点:450点で見るという標準的なタイプです。

 

トップ校、特に文理学科では学力検査と内申は630点:270点となります。

 

え?じゃあ点数のつけ方が違うの?

 

と、考えるかもしれません。

 

つけ方は同じなのですが、最終的に内申点は0.6倍して450点を270点で扱います。

 

逆に学力検査の点数は1.4倍されて450点が630点で扱われます。

 

つまりは実力重視で合否を決めるということです。

 

3年の通知表で1の差があれば学力検査に換算すると3.6点です。

 

一方、学力検査で4点の問題に正解すれば、1.4倍して5.6点扱いになります。

 

となれば1問分にもならんのか。それなら成績悪くて良いや。という話ではありません。

 

文理学科では学力検査で選択C問題(一番難しいやつ)を解かなければなりません。

 

よって差が付きにくいのです。

 

実力重視でも3.6点というのは決して甘く見てはいけない点数だと言えますよ。

 

文理学科を例に出しましたが、実力重視ではなく内申を重視する学校も中にはあります。

 

自分が狙っている高校がどの倍率タイプかはしらべておいた方がいいですね。

 

まずはルールの把握が重要です。

まとめ

なぜ定期テストを頑張らねばならないか?

 

それは入試を有利に戦えるからです。

 

今回の記事で内申で勝っていることの有利性がお分かりいただけたかと思います。

 

内申で劣っていても逆転の可能性は十分にあります。

 

しかし、やはり無いよりは有ったほうが断然良いですね。