新型コロナウイルスによる致死率は心臓疾患・高血圧・糖尿病・慢性肺疾患・ガンの合併症によって何倍になるのか?

京橋数学塾A4U代表の郡山慶徳です。

猛威を奮っている新型コロナウイルスCOVID-19が一刻も早く収束に向かうことを願って止みません。

連日テレビのニュースで基礎疾患がある方は新型コロナウイルスによる危険性が高いと言われていますが、具体的にどれぐらい高いのかが気になるところだと思います。

そこで、中国における新型コロナウイルスによる患者と致死率のデータを基に、心臓疾患・糖尿病・高血圧・慢性肺疾患を有している患者は基礎疾患を何も持たない患者に比べて何倍致死率が高かったのかを計算してみました。

合併症となる基礎疾患を持たない患者の致死率

0.9%の致死率を有しています。

以下この致死率を基に疾患に応じて何倍致死率が高かったかを検証していきたいと思います。

心臓疾患

致死率10.5%

11.7倍

糖尿病

致死率7.3%

8.1倍

高血圧

致死率6.0%

6.7倍

慢性肺疾患

致死率6.3%

7.0倍

ガン

致死率5.6%

6.2倍

以上のように基礎疾患を有する患者さんでは6〜12倍ほど致死率が高くなっています。

基礎疾患を有する人だけが気をつけるのでは無く、元気な方も周りにうつさない努力をする様に心がけてほしいと願っています。

当塾に於いても、感染をしないためにはどのようにするべきかということを始め、もし感染してしまったら周りにうつさないことを徹底するということを教育していきたいと思っております。

具体的な危険性を数値で見ることによって、新型コロナウイルス対策の啓発につながれば嬉しく思います。

引用元

http://weekly.chinacdc.cn/en/article/id/e53946e2-c6c4-41e9-9a9b-fea8db1a8f51